アスペ妻と理系男子夫とのおかしな夫婦闘争

"Strange"ではなく"Unique" ~ アスペルガーから見たアスペルガー

理系男子夫とのおかしな闘争3 木以外にも釘はささりますが?

前回更新してから、かなり時間がたってしまいました。
一番書きたかったパートを書き終えてから、「書きたい!」と思う気持ちが少し落ち着いたということもあります。
それと、仕事が変わって忙しくなり、精神的な余裕があまりなくなっていました。そういう時は、文章を書くのは結構大変なんですよね。
ただ、高校生以降にも、自分が変わった大きな出来事があるので、それは自分を見つめ直す意味でも書いていきたいと思っています。
こんなに更新していないのに、多くはないですが、このブログを見にきてくれている人もいるので、ゆっくりにはなると思いますが、更新は続けたいと思っています。

でも今回は、うちの理系男子夫話を書かせてください。
私の日々のストレスをみんなに分かってほしい!
私も結構変わっていますが、理系男子夫もやっぱり変わっているのです!!

実はこの記事、5月17日放送の山下くん主演ドラマ「インハンド」を見終えてすぐに書いたものです。
その日は結構疲労困憊だったので、とりあえず下書き保存し、後で誤字脱字をチェックしてから記事をあげようと思っていたのですが、気づいたら3週間たっていました。
精神的に余裕がない状態が続いていたので、自分の中の自分を一人にしてあげていました。
昔はかなり分かりやすく外部とシャットアウトしていたのですが、今は周りには分からないように自分の中に閉じこもられるようになりました。
自分の中に閉じこもると、とても居心地がいいんです。
昔はそこにずっと留まっている方が幸せでしたが、今は回復してくると少しずつ自分を外に出してあげるようにしています。
外の世界にも楽しいことがあることが、分かってきましたので。

話を「インハンド」に戻します。
山下くん演じる紐倉は、性格的に問題がある感じですが、「理系男子!」思考のかたまりです。
理系男子あるあるが一杯つまったドラマとも言えます。
ただ、私的には、福山雅治さん主演の「ガリレオ」の方がうちの理系男子夫あるある感が強かったですが。

その紐倉が、内閣府からの依頼で、あるトップアスリートのドーピング疑惑について調査をすることになりましたが、色々問題を起こして外されてしまいます。
菜々緒さん演じる内閣府官僚の牧野が、このトップアスリートの件からは手を引くようにと強く紐倉に言い、濱田くん演じる助手の高家にも紐倉が調査に手を出さないよう見張ることを指示していきます。
しかし、紐倉は牧野がいなくなったとたん、そのトップアスリートのところへ行こうとします。

この次の場面での助手の高家と紐倉のやりとりが、うちの理系男子夫の「あるある」でした。
でも、うちの理系男子夫は、自分が理系男子的思考であることを認めようとしません。
ようやく、うちの理系男子夫に自分の思考がいかに理系男子的かということを突きつけられる!と思い、その場面の状況を簡単に説明しました。

(アスペ妻)「牧野が紐倉に調査から手を引くようにと強く言ったのに、紐倉が調査に行こうとするから、高家が「牧野さんから釘をさされたでしょ」って言ったのね」
(理系男子夫)「・・・」
(アスペ妻)「そしたら、紐倉が「俺は木じゃないので釘はささりません」て返したのよ。あなたがよく言う屁理屈にそっくりだよね!」

そう、まったくの屁理屈ですよね。うちの理系男子夫と話しているとしょっちゅうこんな「カチン」と来ることがあり、「屁理屈だ!」と糾弾するのですが、「俺のは屁理屈ではなく『理屈』」と自己正当化されます。
いつもなんだかんだと言い負かされていましたが、今回は言い返せないだろうと嬉しくて舞い上がっていました。
そんな私に理系男子夫が間髪入れずで次の言葉を言い放ちました。

(理系男子夫)「木以外にも釘はささりますが?」

この人の「屁理屈」が止まることがないことを忘れていました。。。
しかも疑問形的に語尾を上げるところが、馬鹿にしている感が強くて腹が立ちます。

(アスペ妻)「だから、そういうところを言ってるのよ!」

私がそう大声でそう返したら、めずらしくうちの理系男子夫は笑ったので、少しは自覚があるのかもしれません。
私のストレスが分かっていただけたでしょうか。この人と一緒にいるのは、結構精神的修行です。